槌屋

2022.01.07

明かりについて①

新年あけましておめでとうございます。

あっという間に年末年始が過ぎ、昨日から営業しております。
毎年、会社の近くの両延神社に皆で参拝し、互礼会を行うのですが、
そこに参加すると今年も頑張ろうと、気持ちが引き締まります。
2022年もどうぞよろしくお願い致します。

 

さて、新年最初のブログは照明の事について書いてみようと思います。

正直、建築会社に入るまで照明についてあまり注目する事がありませんでした。
部屋の真ん中にシーリングが1つ。
これが普通で、それ以外に選択肢があるなんて思ってもいませんでした。
学生時代から雑貨が好きだったので、雑貨屋にある小ぶりのスタンドライトには興味があり、
それを購入して出窓やトイレの片隅に置いたりしていました。
でも今思えば、それは明かりとしてではなく、飾りとして置いていたんですね。
デザインが気に入っただけで、点灯してなくても良かったんです。

そんな私が会社に入って、照明メーカーのショールームに行ったり、セミナーを受けたりして、
徐々に照明が空間に与える効果に気づかされていきました。
当たり前の事なんですが、照明から放たれる光は受け止める対象があってはじめて目に見える。
照明器具から放たれる光、それを受け止める対象物、その二つの距離や色、材質などによって、空間の印象が全く変わる。
その事に気付いた時に照明って、本当に奥が深く、難しく、面白いな~と痛感しました。

ということで、照明についてはいろいろ語りたい事があるので、
また次の機会に書きたいと思います。
今回はこの辺で、失礼します。

槌屋 ゆき葉