冨岡

2024.10.03

終戦と開幕

昨日、東京ヤクルトスワローズ戦に敗れた我らが広島カープは4位が確定して残り2試合を残して終戦を迎えました。

9月に歴史的大失速をで首位から4位に転落。

首位で9月を迎えて、Bクラスで終えると言うのはプロ野球史上初の屈辱的な出来事です。

悪夢のような1か月でした。

しかし選手たちは本当によく頑張ったと思います。

メンバーを考えると9月初旬までよく首位にいたなと思います。

実力以上のものを出して8月の猛暑の時にも踏ん張り、もしやの頑張りを見せましたが9月に力尽きました。

最終的には上位チームとは首脳陣含めたチーム力の差が出たような気がします。

当初から懸念されていた打撃陣の層の薄さが一番の要因だと思います。

ほんの一部のレギュラー野手以外は他チームではなかなか出るのも厳しいようなレベルで

長打が期待できない選手ばかり。相手投手も長打を気にせずに思い切って投げられると思います。

これはチーム編成の問題だと思います。

近年このような状態が続いているのにも関わらずドラフトでは投手ばかり取り、FA補強もしない。

外国人補強もバッターはハズレばかり。野手スカウトの眼力も微妙な感じです。

こんな状態ではファンも球場に足を運んで試合を観たいと思いません。

9月下旬は球場にも空席が目立ちました。

来年に向けて首脳陣とベンチを温めているベテラン選手の一新、打撃陣の長打力をスキルアップ出来るコーチの就任、ドラフト戦略、外国人バッターとFA補強を期待します。

やはりファンとしては得点が入るところが見たいです。盛り上がるし。

なかなかすぐにバンバン打てるようになるとは思わないので数年はこの戦力で戦わないといけないと思うのでホームランが出ないのであればスモールベースボールの徹底をして欲しいです。

スモールベースボールに精通しているコーチを招聘して戦術面を強化して長打が無くても勝てるチーム作り、作戦、考え方を徹底して欲しいです。

考えてはいるのでしょうが全て選手任せで的確な指示もなく試合をしているように見えるので。

何か変わったと思えるようなことがないと来年は開幕からスタンドは閑古鳥が鳴くような状況になりかねません。

カープはこのような結果になりましたがサッカーJリーグのサンフレッチェ広島は快進撃を続けています。

カープと正反対でサンフレッチェ広島は主力のFW選手が相次いで海外移籍をしましたが

移籍した選手の更に上のレベルの助っ人外国人選手を獲得して近10戦9勝。

球団内部の意識の差が結果として出ています。本当に見習ってほしいものです。

また本日からBリーグが本日から開幕します。

広島ドラゴンフライズはアウェーで群馬クレインサンダースと開幕戦を戦います。

プレシーズンマッチは

アルバルク東京98 – 50広島ドラゴンフライズ

広島ドラゴンフライズ62 – 85 佐賀バルーナーズ

とどちらも惨敗。

佐賀との試合を見に行ったブースターの家族は『弱すぎてヤバい』と言っていました。

B1に上がった時の様な暗黒時代になるかもとも言っていました。

プレシーズンマッチだったので修正して、要らぬ不安だったと思えるような試合をして欲しいです。