冨岡

2024.06.18

交流戦勝ち越し

昨日までプロ野球セパ交流戦が行われました。(雨天中止になった試合もあり完全に終わっていませんが)

我が広島カープは苦手にしている交流戦を10勝8敗と勝ち越しました。

以前から大の苦手としています福岡ソフトバンクホークスには3連敗を喫しましたが

その他パ・リーグ5球団には全て2勝1敗と勝ち越しました。

現在61試合を消化して32勝25敗4分でセ・リーグ首位に立っています。

正直ここまでの成績を残すとは嬉しい誤算です。

この成績の要因はなんと言っても投手力。

チーム防御率が2.18とは秀逸で素晴らしい投手陣を誇る阪神タイガースよりも防御率がいいと言うのがびっくりです。

さらに鉄壁の二遊間に象徴されるようにセンターラインがしっかりしているのも守り勝つ野球が出来ています。

打撃陣は秋山翔吾選手が開幕前から素人の私が推奨してきた1番に入り、チームが安定した成績を残せるようになってきました。

さらには当初は序盤はバントはしないと言っていましたがそれも素人の私が推奨してきた状況に応じて初回からでもバントを行い、内野ゴロなどの進塁打や盗塁を絡めてノーヒットでも1点をもぎ取る『スモールベースボール』が出来ているので接戦もものに出来ていると思います。

(まあ誰しも1番秋山翔吾選手やスモールベースボールは思っていたと思いますが)

今の状態が続けば『アレ』の期待も自然と高まってきます。

しかしながらそんなに簡単なものではないと思うので心配なのはケガと経験だと思います。

このまでは主力の選手に大きなケガや離脱はないので今の順位にいられるのだと思います。

手術明けの大瀬良大地がここまで素晴らしいピッチングを続けるとは予想外でした。

しかし毎年前半は良くても後半にガス欠を起こしているので好調な今の内に程よい休養を与えて、年間通して活躍してもらいたいです。

また盤石のクローザーの栗林良吏投手が離脱せずに1年活躍できれば期待も高まるので大瀬良大地投手同様程よい休養を取りながら頑張って欲しいです。

個人的にはハーン投手を勝ち試合の3回に1回くらいのペースで9回に投げてもらえれば栗林投手も最後まで調子をキープしながら戦えるのではないかと思います。

あとはベテラン選手はセ・リーグ3連覇を経験していますが

現在主力の20代選手は優勝争いを経験していないので経験不足が心配です。

そこは家族のようなベテランと若手がうまく融合したチームなので何とかなるのではないかと思います。

そこをうまくまとめるのが『名将』新井貴浩監督だと思います。

本当に今の時代に合った選手の育て方、接し方。素晴らしいと思います。

選手時代は厳しく指導されたのにも関わらず、この柔軟な考え方こそ今のカープの躍進を担っていると思います。

ひとまずオールスターまでの26試合を13勝13敗の5割以上で行ければ『アレ』が見えてくるかも!