全員野球

我らが広島カープは現在９連戦の真っただ中です。

４試合を消化し２勝１敗１分です。

８月は６勝１敗１分と好調です。

この勝利の中に２軍から上がってきたアドゥワ誠投手が８月６日の読売ジャイアンツ戦で完封勝利。

また昨日８月９日の阪神タイガース戦では今シーズン初登板の森翔平投手が５回１失点（自責点０）で勝ち投手となりました。

酷暑の中、この２人が投手陣の救世主となっています。

まさに１軍２軍全員で勝っているような感じで『全員野球』で首位にいると思います。

本当に今のカープは守り勝つ野球が出来ていると思います。

昨日の阪神タイガース戦の８回裏

６－１で勝っていて３番手コルニエル投手が２点を失い６－３となり

さらにランナー１塁でショートの矢野雅哉選手が三遊間を抜けそうな当たりを取って、ファーストへのノーバウンド送球でアウトにしました。

この打球は取るだけでもすごいのに、投げるのに難しい体勢から一塁にノーバウンドで正確な送球をしました。

このプレーは２点くらいの価値があるファインプレーで今年見たファインプレーの中でもベストプレーに近いと思います。

鉄壁の守備陣で何試合勝利をものにしてきたかわかりません。

しかしながら課題は打撃陣です。

昨日は坂倉将吾選手が５安打。秋山翔吾選手と矢野雅哉選手が３安打と上昇傾向ですが

９回ノーアウト２塁３塁から一点も取れないと言う拙攻がありました。

３点差あったので点が入らなくても勝てたかもしれませんが

もう１点でも入っていればセーブシチュエーションでは無くなり登板過多の栗林投手を投げさせないで済んだのではないかと思います。

２軍でも調子のいいバッターはいる（１軍に上がってきてもなかなか結果を残せている選手がいないのが現状ですが）ので

調子の上がらないベテラン選手と入れ替えて欲しいものです。

最後の大事な時期にベテラン選手の力は必要となってくると思うのでしっかり調整してもらって調子が上がれば上がってきて欲しいものです。

栗林投手はタイトル争いもありますが本当に重要な時期に調子を落としたり故障してもらっては困りますので出来るだけ温存して欲しいと思いました。

本日はカープが今最も苦手としている阪神タイガース大竹耕太郎投手です。

今日いい試合が出来れば『アレ』が近づいてくるかもしれません。