冨岡

2024.07.03

イマキュレートイニング

昨日の広島カープ対阪神タイガースの試合で先発した森下暢仁投手が『イマキュレートイニング』を達成しました。

NPB史上20人目の快挙で今シーズンは森浦大輔投手も達成しました。

『イマキュレートイニング』とは3者連続3球三振でイニングを終えることを言い、『イマキュレート』とは欠点のないと言う意味です。

と言っていますが私も初めて聞きました。

森下暢仁投手は前回登板の『マダックス』に続いて『イマキュレートイニング』達成と素晴らしい投球を続けています。

しかしながら昨日の試合は延長10回に島内投手が崩れて0-3で負けてしまいました。

阪神タイガースの才木投手が素晴らしい投球だったのでなかなか点が取れないのはわかっていました。

しかし2回裏に才木投手のエラーでノーアウト3塁の先制の大チャンスがありましたが後続が凡退で点が入りませんでした。

選手に任せて打たせるのはいいですが、作戦を練って先制点を何とかしようとするのが首脳陣の役目ではないかと思います。

選手を信じると言う新井監督の言葉は聞こえがいいですが、それだけでは首脳陣の役目が・・・。

今シーズンはどの試合もロースコアのゲームが多く、一点の重要性がとても高く思えます。

1人で1点以上取れるホームランバッターが広島カープにはおらず(末包昇太選手はケガで戦線離脱)少ないチャンスをものにしないと勝てないと思います。

今は投手陣が奮闘して首位にいますが試合は得点が0点だと勝てません。

今の打撃陣だと多くの点を取ることは望めません。

どうやって1点を取るのかを打撃コーチはよく考えてもらいたいです。

また10回に失点した島内投手も前2試合も失点して3試合連続失点で5敗目を喫しました。

5勝していますがリードした場面で登板し同点もしくは逆転されてその後打撃陣が再逆転しているケースも結構あります。

島内投手は素晴らしいストレートとチェンジアップがあり、いい投手ですが今シーズンは調子の波が激しいような気がします。

四球から崩れるケースが目立ちます。

昨年最優秀中継ぎ投手のタイトルを取りましたが登板過多で疲労が残っているのか

素人の私が試合を見ていても投げてみないとわからないような状態のような気がします。

新井監督は信頼は揺るがないと言ってはいますが

信頼するのはいいですが立場上選手自身で調子が落ちているとは言えないと思うので

島内投手ばかりに頼らずに頑張って成績を残している若手投手も信頼して経験を積ませたらいいと思います。

島内投手は後半戦の大事な場面で必ず必要となる選手なのでここは休養と言う意味で2軍で再調整してもらって万全な状態でオールスター明けくらいから活躍してもらいたいと思います。

この辺りを判断するのも首脳陣の役目だと思います。

選手が頑張っても、起用や作戦で負けては選手の頑張りが報われません。

また応援しているファンも報われません。(中継を見ていた息子も点が取れない試合に怒っていました。)

勝負の時期はまだ先だと思いますのでしっかり先を見据えて

積極的な休養や若手の起用をして大事な終盤に勝負をかけれるような体制にしてほしいものです。

昨日の中継を見ていた素人おじさんのボヤキでした。